イヤになるWEB2.0
メールを受信しようとF5を押す。いつもならステータスバーに進捗の具合が表示されるのに、今日は何も喋ろうとしないステータスバー。なぜ? 理由は簡単。
「あぁ。またWEB2か。」
2006年はWEB2と呼ばれる、うさんくさものが流行した年だった。
WEB2を支えている主な技術や、やはりajaxだろう。登場以来MSに毛嫌いされたjavascriptは、今ではIEで
docuoment.wruite (\"hogehoge\");
といった文を打つだけでも”危険なプログラム”として警告されてしまうようになったのだ。
ajaxはそんな可哀想なjavascriptが主役となり、ユーザがサーバにメッセージを送らなくても、自動でやりとりを行うシステムとして、今や至る所で大活躍しており、ajaxを採用したページのことを「スムーズ」だなんて形容したりする。
WEB2.0の語源は、今までの受動的なホームページをWEB1.0と名付けていたのに対して、さらに動的に、サーバーと\"対話しながら\"どうするものに名付けられた記号である。ちなみに、これからどんどん動的になるにつれ、インターネットはWEB3とかWEB4と呼ばれていくらしい。あっそ勝手にしろ。
そういう筆者もGoogleCalenderやGmailを愛用している口なのだが、このWEB2くん。どうも私とは相性が合わないようだ。
というのも、このWEB2はそのときの筆者に必要なもの以外にどうでもいいものまで、とりあえず一度にすべて読み込んでしまう(正確には、メールデータなど情報を容量の少ないテキストとしてデータベースから取り出すために必要となる部分をすべて読み込んでいる。それさえ読み込めばあとはちょっとしたデータ量の少ない通信の応酬だけで、まるでホームページが動いているように見えてるという寸法)システム。通信速度が遅い筆者の環境では、スムーズどころか何をするにもいちいち時間がかかりたまったものではない。Gmailを読み込みしている最中に「通常よりも時間がかかっています・・・」という趣旨のイヤミが表示された暁には、みんなでLynxを使って(しかもありがたがって)テキストだけの画面の見ていた時代が羨ましくなり、ついため息がこぼれてしまう。モザイクはどこにいった。w3mはなにしてるんだ。
まぁ読み込みが遅いのは私が通信費をケチっている上に、自鯖なんかたてているからなので、実のところあまり文句を言えたギリではない(もう言ったけど)。ましてほとんどのWEB2アプリが利用者から直接利益を受け取っているわけではないのだ)。だが、核心的な問題はそれ以外にあるのだ。
冒頭でお話したとおり、筆者の環境ではときおりネットの接続がとぎれているかのように思えるときがある。Bandwidthというフリーソフトを使って見てみると、インターネット君が止まっているわけではなくて、単にとてーつもなくノーロノーロしているだけなのだ。ときには上りも下りも「0.000bps」なんて表示がされて、「おいおいどうしてくれるんだよセニョリータ、困ったぜ」とかつぶやいているうちに、いきなり動き出したりするから、もうまともに付き合っていられない。いいかげんにしろ。
なぜここまで遅くなるのか。実はこれだけ引っ張っておいて、筆者には原因はわからない。最初はデスクトップ検索が密かに私のPC情報をGoogleに送信していることを疑ったが、それも確信的な証拠をつかむには至っていない。ただ、通信がノーロノーロするときには、決まって共通点がある。そう、WEB2のアプリを使っているときだ。あやしいぃ。
私が思うに、きっとこのWEB2君が、筆者が頼みもしない情報を、通信の合間を見つけて勝手に送ったり受け取ったりしているのだろう。だからだ。そう、だからいきなり見ると遅く見えてしまうのだ。インテリジェント過ぎるのも困りものである。
2chのひろゆきは、WEB2は儲からないと言った(ITmedia)。儲かっても、儲からなくても、何でもよい。だからともかく、筆者の環境のような人のために、せめてそういった不必要な通信を遮断するためのスイッチを、すべてのWEB2アプリに標準装備していただきたい。
あー腹立つ。




