この社会は間違っている!
私は今デパートに来ている。ここはおもちゃ売り場。私がもっとも愛するフロアだ。
目の前にはプラレールの線路が並んだプレイ・コーナーがある。ちょうどそこで2人の子供が遊んでいるのだが、近くにその母親と思われる女性がこちらに背を向けて座っている。
女性は子供と一緒にプラレールを触っている。いや、子供も見ていないのにプラレールをカーブさせている。楽しそうだ。
ここに来て私は、今日までの認識を改めなければいけないようだ。
現代社会においては、一旦専業主婦となった女性が産後に家庭以外の社会に出る場合、たとえ女性が何らかの特殊技能を持っていたとしても、出産・結婚前と同じ待遇で同じ職場に復帰するのは難しい。
今、目の前にいる女性は、結婚して子供を産んでもなお美しい。近くに子供さえいなければ、とても子供がいるとは信じられなかっただろう。
少子化になり、女性の晩婚が当たり前になった今、社会の上層部は変わら必要がある。女性に対しての認識を見直さなければならない。出産と育児は女性の最後の仕事ではないのだ! そう脈絡もなく主張したくなるほどに、目の前にいる女性は美しくそして若々しかったのだ。後ろ姿が。








