炭酸が飲みたくなる気分
理由はないが、急に、そして無性に炭酸が飲みたくなるときがある。
炭酸飲料が飲みたくなるときというのは、一般的に、突如として訪れる傾向にある。このことは「炭酸が飲みたい気分」「(あのときは)炭酸が飲みたかった」という、現在形、過去形の言い回しがあるのに、「炭酸が飲みたくなりそう」という未来形の言い回しが普及していないことが証明しているだろう。そう、炭酸は何の予告もなく、急に欲してしまう飲み物である。
炭酸の正体は二酸化炭素。二酸化炭素なんて飲んで身体に悪いんじゃないの?という人がいるけど、その人は地球ではおちおち呼吸も出来ないようだ。可哀想に、大気の抗生物質が何か知らないのだろうか(きっと義務教育を受けていないのか、受けたくても受けられなかったのだろう。いずれにしても可哀想だ)。
さて、この間アイスを買ってきたときに溶けないようにとドライアイスをもらったので、ちょっと遊んでみたことがある。炭酸は気体の状態だけど、ドライアイスは固形の状態。ドライアイスは昇華性がある(つまり分子結晶の)物質で、急激に温めると、気体の状態から、液体の状態をパスして固体になるため、期待が裏切られてしまう物質だ、ということを書きたかったのだが、思いの外前置きが長くなってしまったようだ。失敬。
完




